弁当そのものを、収益事業の出口にしない。出口を三つに分けて、それぞれ別の場所へ手渡す。
弁当は工程・原価・保存・許認可の制約を全部背負う形です。事業として自走させるには、毎年こちらが手を動かし続けることになります。恒例としてなら、負担が小さいまま毎年続きます。
この規模差が、毎年くり返し販売の誘惑を生みます。祭りの当日は、担い手が最も忙しい日でもあります。
| 決め手になる問い | どこで分かるか | |
|---|---|---|
| 1 | 担い手が、公開と販売をどこまで許容するか | 9/7アンケート Q17・Q18 10〜11月の聞き書き |
| 2 | わらじはんぺんを継続して作れる人が何人いるか 1名のままなら商品化は見送る | 製造体制の確認要確認 |
| 3 | じゃまテラスが記録係に退けるか | 令和9年度の人と予算の配分 |
売れるかどうかは、この三つの後にしか意味を持ちません。作れなければ商品にならず、担い手が納得していなければ文化継承になりません。
| 年度 | 弁当 | わらじはんぺん | この年に判定すること |
|---|---|---|---|
| 令和8年度 〜2027.3 |
9/7に振る舞う。恒例化を相談する | 製造体制と原価の確認だけ。販売しない | 恒例化の合意が取れるか |
| 令和9年度 2027・灯台100周年 |
第2弾。販売せず内容を磨く | 条件が揃えば事業者の店頭で小さく試す。祭りの当日は避ける | 事業者が自分の商品として扱う気があるか |
| 令和10年度 2028 |
恒例として定着したか | 定番商品として通年で扱えるか | じゃまテラスが手を引けるか |
| 令和11年度 2029 |
宮守・神社側の営みへ移行 | 事業者へ移管、または見送り | 出口に到達、または閉じる |
今年度は販売の判断をしません。「今年は販売しない」と対外的に宣言しており、年度内に翻すとメッセージ自体の信頼を失います。
| 9月上旬 | 「いつ買えるのか」への統一回答を用意する |
| 9月上旬 | 行政・来賓へ、今年度の評価軸を口頭でも伝える |
| 9月後半 | アンケート集計。Q17・Q18の分布を協議に出す |
| 10月 | はんぺんの製造体制と原価の確認要確認 |
| 10〜11月 | 聞き書き。恒例化について考えを聞く |
| 11〜12月 | 令和9年度事業への位置づけを決める |
今年は販売しません。わらじ祭りの神事に関わる方々に食べていただき、祭りの伝わり方を確かめる年と位置づけています。今後については、いただいた声を整理したうえで、地域の方々と相談しながら決めていきます。
閉じることも、はじめから選択肢に入れています。ナキリデマルシェは5年で終了し、それを失敗ではなく学習と位置づけました。閉じる条件を先に決めておくことが、惰性で続けないための方法です。
wiki/outputs/2026/2026_waraji_bento_exit_strategy.md / 一般社団法人じゃまテラス