弁当そのものを、収益事業の出口にしない。そのうえで、扱いを四つに分ける。「渡す」だけでは出口にならない。渡した後に誰が費用・責任・権利を持つかまで決めて、はじめて出口になる。
| 撤回した表現 | 理由と、改めた言い方 |
|---|---|
| 「神事の恒例へ返す」 | 弁当は2026年に始めた企画で、もともと神事にあったものではない。「返す」は伝統の復元に読める。毎年の提供を恒例行事にすると神事に新しい負担が加わる。→ 神事後に振り返る機会として、無理のない範囲で続けられるかを協議する ※ 御膳の食材(赤飯・ムツの干物・かぼちゃ)が神事に伝わることは事実。新しいのは弁当という形と振る舞う行為。ここを混ぜない。 |
| 「費用も負担も小さい」 | 未検証の仮説だった。年35食でも、献立調整・発注・調理・包装・運搬・保冷・連絡・記録・確認・余剰対応がある。→ 2026年実績から総原価を算出。無償労働は時間で記録する |
| 「三分割して渡す」 | 名称・意匠・説明文・品質基準・写真は切り離せない。→ 四層目を追加し、共同管理と使用許諾を設計する |
| 「需要は後でよい」 | 製造体制を整えた後で「適正価格では買われない」と分かると準備が無駄になる。→ 並行して確認。ただし9/7では聞かない |
| 「ほぼ確実に起きること」 | 件数も強さも未確認だった。→ 検証する仮説として置き、実測する |
「反響があった」と書かないために、9月から次を記録します。これが来年度の予算協議の根拠になります。
来場13,000名は購買意思ではありません。「欲しい」という声も需要ではありません。金額と個数を伴わない意向は、記録しても数えない。
9/5判明: 委託元・志摩市の公式プレスリリースに、「一般向け限定販売などの展開を目指す」とすでに明記されている。これは仮説ではなく確定した事実。文化的許容範囲(宮守・波切神社の意向)が追いつく前に、対外発信だけが一歩先に進んでいる。要協議
今年は販売しません。わらじ祭りの神事に関わる方々に食べていただき、祭りの伝わり方を確かめる年と位置づけています。今後については、いただいた声を整理したうえで、地域の方々と相談しながら決めていきます。
第1案の「Aを土台にBを並走」は撤回します。継続・商品化・記録で完結を、それぞれ別に判定します。
第1案は「継続が土台」と決め打ちしていましたが、その負担が未検証です。三つは並列の候補で、どれかが前提ではありません。
| 選択肢 | 内容 | 2026年度の扱い |
|---|---|---|
| F 記録で完結 | 弁当は今年限りとし、レシピ・工程・言葉・写真・編集基準を「記録パッケージ」に。後世が再制作できる形で残す | 有力候補。「閉じる」より前向き |
| J 業務用・団体限定 | 取材・視察・研修・文化関係者の会合に限り予約提供。常設体制が要らない | 有力候補。負担が最も軽い |
| A 非販売で継続 | 神事後に関係者が食べる機会として続ける | 検討中。負担が未検証 |
| B 単品を事業者へ | わらじはんぺんを事業者の定番商品に | 今年度は確認のみ |
| G 共同管理 | 神社・宮守・事業者・じゃまテラスで名称と表現を共同管理。認定条件を満たした商品だけが名乗れる | Bの前提条件(単独の案ではない) |
| C 限定販売/D ふるさと納税 K 他商品へ展開/H 協賛型 I 文化体験 | 期間限定販売/返礼品・EC/冷凍・加工品・冊子・教材・映像/協賛で支える/少人数の学習プログラム | いずれも保留。Hは神事の場に協賛表示を出さないことが条件。Iは出口ではなく新規事業の入口で、町かど案内人事業の側で扱うのが筋 |
| E 閉じる | 役割を終えたと判断して終了 | 条件を明記して備える |
| 宮守・波切神社 | 拒否権を持つ。ここが否なら他が揃っても進めない |
| 調理事業者 | 受けるかどうかの決定権。最低ロットと採算 |
| じゃまテラス | 企画を続けるかの決定権。記録・監修の負担 |
| 行政 | 補助事業としての可否。ただし対外発信ではすでに限定販売の方向性を公言済み |
| 地域住民 | 決定権はないが反対が出たら止まる |
| 購入者 | 決定権なし。事実として測る対象 |
アンケートは判断材料であって、合意ではありません。試食会の参加者だけで公開範囲や継続は決められません。分布として協議の場に出し、「◯%が賛成」という使い方をしません。
「収益は事業者、記録はじゃまテラス」だけで決めると、じゃまテラスに非収益業務だけが残ります。記録と監修にも費用がかかることを、最初から計算に入れます。
2026_waraji_bento_exit_strategy.md。/ 一般社団法人じゃまテラス